KOiKiの中谷です。「LPとホームページって何が違うんですか?どっちを先に作ればいいですか?」というご質問、実はかなり多いんです。
両方いっぺんに作れれば理想ですが、予算には限りがありますよね。だからこそ「先にどちらへ投資するか」は、悩んで当然の問題だと思います。
結論から言うと、答えは「目的次第」なのですが、それだけだと突き放したようになってしまうので、今回は判断基準を具体的にお話しします。実際の広告事例の数字も交えますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
LPとホームページの役割はまったく違います
まず前提の整理から。LP(ランディングページ)とは、1枚の縦長ページで、申し込みや問い合わせなど「1つの行動」に絞って誘導するページのことです。一方ホームページは、会社概要・サービス紹介・実績など複数のページで構成される「会社の顔」です。
- LP: 短距離走の選手。広告から来た人を、申し込みまで一直線に案内する
- ホームページ: 会社の受付兼ショールーム。信頼してもらい、長く付き合う土台になる
役割が違うので、「どちらが優れているか」という比較にはあまり意味がないんです。大事なのは、いま自社に必要なのはどちらの役割か、ということです。
ちなみに「ホームページの中の1ページをLP代わりにする」こともできなくはないのですが、メニューや他ページへのリンクがあると閲覧者の意識が分散してしまうため、広告の受け皿としては専用のLPに軍配が上がります。
LPを先に作るべきケース
次に当てはまる方は、LPを先に作るのが向いています。
- 売りたい商品・サービスが1つに絞れている
- 広告を出して、短期間で反応を取りたい
- イベントやキャンペーンなど、期限のある募集をしたい
LPの強みは、広告と組み合わせたときの費用対効果です。弊社がお手伝いした事例では、それまで1回60万円かけてチラシを配布していたお客様が、Web広告に切り替えたところ、広告費2万円以下で25名以上のお申し込みがありました。同じ「募集」でも、届け方でここまで変わるのかと、私自身も驚いた事例です。
弊社のLP制作は20万円台〜が目安なので、チラシ1回分より少ない予算で「広告の受け皿」を持てる計算になります。ただし正直に言うと、LPは広告とセットで初めて機能するものです。LPだけ作って広告を出さないと、誰にも見られないページになってしまう点はご注意ください。
広告費の目安も気になるところだと思いますが、月数万円の予算からでも始められます。大きく賭けるのではなく、小さく出して反応を見ながら調整していくのがWeb広告の良いところです。
ホームページを先に作るべきケース
一方、次に当てはまる方は、ホームページが先です。
- 紹介や営業で知ってもらった人に「調べられる」場面が多い
- 商品・サービスが複数あり、1つに絞れない
- 採用や取引先からの信頼も含めて、会社全体の見え方を整えたい
特に福井のようなつながりの強い地域では、「紹介 → 会社名で検索 → ホームページを見て判断」という流れが本当に多いんです。このときホームページがない、あるいは古すぎると、せっかくの紹介がそこで止まってしまいます。紹介経由のお客様が多い業種なら、ホームページが先だと思います。
また、採用を考えている会社もホームページが先です。求職者は応募前にほぼ確実に会社名で検索すると言われていて、そのときの受け皿はLPではなくホームページだからです。
迷ったときの考え方
それでも迷う場合は、「いま一番困っていることは何か」で決めてください。
- 今すぐ新規のお客様がほしい → LP+広告
- 検索されたときの受け皿がない・信頼を作りたい → ホームページ
ちなみに、最初にLPを作って、その反応を見てからホームページに投資するという順番もよくあります。LPで得た「どんな言葉に反応があったか」というデータは、ホームページを作るときの設計図としてそのまま活きるんです。小さく試して、確かめてから大きく作る。堅実な進め方だと思います。
逆の順番、つまりホームページを先に作って、そこで伝え方の手応えをつかんでから商品を絞ってLPを作る、という流れもあります。どちらの順番でも、先に作ったものの学びが次に活きるという点は共通です。一発で完璧を狙うより、順番に育てていく感覚を持っていただけると、Webの投資はうまくいきやすいです。
まとめ
LPは「1つの商品を売る短距離走」、ホームページは「会社の信頼を支える土台」。目的が明確な販売・募集ならLPから、紹介や検索の受け皿づくりならホームページから、というのが判断の目安です。
そして可能であれば、最終的には両方を持つのが理想です。LPで出会い、ホームページで信頼してもらう。この2段構えができると、集客はかなり安定します。
どちらが合うか判断がつかない場合は、現状の集客の流れをお聞きすれば、わりとすぐにご提案できます。無理にどちらも売り込むことはしませんので、お気軽にご相談ください。LP制作の詳細は、サービス紹介のページもご覧いただければと思います。


