COLUMN

ホームページの保守費用、月額の中身を全部公開します

2026.06.05

補助金・お金

KOiKiの中谷です。ホームページの見積もりをお出しすると、制作費よりも「保守費用・月額◯円」の行で手が止まる方が多いんです。

お気持ちはよくわかります。制作費は「作ってもらう対価」として納得しやすいけれど、保守費用は何に払っているのか見えづらいですよね。「何もしてもらってないのに毎月払うの?」と感じてしまうのも無理はありません。

そこで今回は、弊社の保守費用の中身を全部公開します。弊社の保守は月額1.6万円台〜が目安ですが、その金額で毎月何をしているのか、そして正直なところ保守なしだとどうなるのか、包み隠さずお話しします。

月額1.6万円台〜の中身はこれです

弊社の基本的な保守プランに含まれる作業は、大きく分けて次のとおりです。

  • サーバー・ドメインの管理(ホームページの「土地と住所」の維持管理)
  • システムやプラグインの更新(セキュリティを保つための定期メンテナンス)
  • データのバックアップ(万一の際に復元できる状態の維持)
  • 軽微な修正対応(営業時間の変更、写真の差し替えなど)
  • 不具合時の調査・復旧対応

例えるなら、車の車検と自賠責保険とちょっとした整備がセットになっているイメージです。地味な作業ばかりですが、どれも止めるとじわじわ効いてくるものなんです。

なお、保守費用の金額は含まれる作業の範囲で決まります。他社の見積もりと比べる際は、金額の大小より先に「どこまでやってくれるのか」を揃えて比較していただくのがおすすめです。月々の金額が安く見えても、中身がサーバー代だけ、というケースもあるからです。

正直に言うと「何も起きない月」もあります

ここは正直にお伝えします。保守契約をしていても、目に見えるトラブルが何も起きない月はあります。むしろ、何も起きない月のほうが多いくらいです。

「じゃあ払い損では?」と思われるかもしれませんが、実は逆で、何も起きていないのは裏で更新とバックアップが回っているからなんです。ホームページのシステムは放置すると古くなり、古くなったシステムは攻撃の標的になりやすいと言われています。改ざんされたり、サイトが表示されなくなったりしてからの復旧は、月額保守の何倍もの費用と時間がかかります。

保険と同じで、「使わなかった月」は本来喜ばしいこと。そう考えていただけると、保守費用の見え方が少し変わるかなと思います。

実際、改ざんや不具合が起きてからの復旧は、原因の調査も含めると、新しく作り直すのと変わらないほどの手間と費用がかかることもあると言われています。転ばぬ先の杖とは、よく言ったものです。

保守と「運用」は別物です

ここも大事なポイントです。上でご説明した保守は、いわば「現状維持」のための費用です。ホームページを集客の道具として育てたい場合は、保守に加えて「運用」が必要になります。

  • 保守: サイトを安全に保つ(守り)
  • 運用: アクセスを分析し、改善を重ねて成果を伸ばす(攻め)

弊社がお手伝いしている弁護士事務所さんでは、月2回の定例ミーティングでアクセス数を一緒に確認し、改善を積み重ねる運用を続けています。その結果、半年でPVが20倍になりました。これは保守だけでは起きない変化で、運用まで踏み込んだからこその成果です。

もちろん、すべてのお客様に運用が必要とは思いません。「まずは守りだけで十分」という段階なら、保守のみのご契約で大丈夫です。段階に応じて選んでいただくのが一番だと思います。

目安としては、「まず存在していることが大事」という時期は保守のみ、「問い合わせを増やしたい」と思い始めたら運用の追加をご検討ください。運用は途中からでも始められますので、最初から気負う必要はありません。

保守を頼まないという選択はアリなのか

「自社で管理するので保守は不要」という選択も、条件が揃えば可能です。社内にシステム更新やバックアップを定期的に行える方がいるなら、任せてしまって問題ありません。

ただ、経験上、「担当していた社員さんが異動・退職して、誰も触れないサイトになった」というご相談は少なくありません。また、サーバーやドメインの更新期限を忘れて、ある日突然ホームページが消えるという事故も実際にあります。自社管理を選ぶ場合は、更新期限の管理だけは仕組み化しておくことを強くおすすめします。

弊社でも、お預かりしている契約の更新期限を一覧で管理し、毎月確認する仕組みを社内で運用しています。それくらい、期限切れは「うっかり」で起きやすい事故なんです。

まとめ

保守費用の中身は、サーバー管理・システム更新・バックアップ・軽微な修正といった「見えない守り」の積み重ねです。弊社では月額1.6万円台〜で、この守りをまとめてお引き受けしています。

そして集客を伸ばしたい段階になったら、分析と改善を回す「運用」への切り替えをご検討ください。今の契約内容がよくわからない、他社で作ったサイトの保守だけ頼みたい、というご相談も歓迎です。お気軽にお問い合わせください。料金の全体像は、料金ページにまとめています。

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株式会社KOiKi 代表取締役 中谷 蓉織

代表取締役 中谷 蓉織

福井市を拠点に、Web・広告・グラフィック・パッケージなど幅広いデザイン分野で
16年以上のキャリアを持つクリエイティブディレクター。 企業や店舗のブランディング、Webサイト制作、SNS運用、広告設計など、トータルな集客支援を行う