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福井の税理士・士業が問い合わせを増やすホームページ

2026.08.10最終更新 2026.09.09

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福井の税理士・士業が問い合わせを増やすホームページ

こんにちは、KOiKiの中谷です。福井で税理士、行政書士、社会保険労務士といった士業の先生方からご相談をいただくことがあります。

共通しているのが「紹介では回っているが、新規の問い合わせがWebから来ない」というお話です。ホームページはある。事務所案内も業務内容も載っている。それでも問い合わせフォームは静かなまま。

理由ははっきりしていて、多くの士業サイトは相談する前の人の不安に答えていないからです。

依頼する側は、依頼する前がいちばん怖い

士業への依頼をためらう人の頭にあるのは、だいたいこの4つです。

  • いくらかかるのか分からない
  • こんなことを相談していいのか分からない
  • 相談したら、そのまま契約させられるのではないか
  • どんな人が出てくるのか分からない

事務所の沿革や資格の一覧は、この4つのどれにも答えていません。ホームページで最初に手を入れるのは、ここです。

料金の目安を出す

「案件によって違うから書けない」というお声はもっともです。それでも、幅で構わないので目安は出してください。「法人の顧問料は月◯万円から、決算のみは◯万円から」と書いてあるだけで、問い合わせの質が変わります。

金額を出すと安い事務所と比べられる、という心配もあります。ただ、書かないと比較のテーブルにすら乗りません。そして金額を見たうえで問い合わせてきた方は、その後の話が早いです。

業務は「お客様の困りごと」で分ける

「税務顧問」「相続税申告」という並びは、事務所側の分類です。依頼する側は、自分の状況の言葉で探します。

  • 親が亡くなって、何から手をつければいいか分からない
  • 会社をつくりたいが、手続きが分からない
  • 建設業の許可を取りたい
  • 従業員を初めて雇う
  • 助成金が使えるのかを知りたい

この言葉でページを1本ずつ作ると、検索から直接そのページに人が来ます。しかも「福井市 相続 相談」のように地域名とセットで検索されるため、県内の事務所には有利な戦い方です。トップページ経由ではなく、悩みのページに直接着地する。これが士業サイトの現実的な集客の形です。

先生の顔と、書いたものを出す

士業は最終的に人で選ばれます。顔写真、経歴、なぜこの仕事をしているか。加えて、その先生自身が書いた文章があると強いです。

守秘義務があるので、事例をそのまま書くのは難しい。そこで「よくあるご相談」という形にして、状況を一般化して書く方法があります。「福井県内の建設会社さまから、決算の直前にご相談を受けたときの話」という粒度なら、具体性を保ったまま書けます。

なお、業務に関する広告表現については各会の規程があります。書ける範囲は、所属されている会の規程をご確認ください。

更新を止めない仕組みをつくる

ある士業の事務所さまでは、月2回、私たちと一緒にアクセスの数字を見る時間をつくっていただきました。どのページが読まれたか、どんな検索語で来たかを見て、次に書く記事を決める。それを続けたところ、半年でアクセスが大きく伸びました。

特別なことはしていません。書くテーマを勘で決めず、数字で決めただけです。ひとりで続けるのが難しければ、月1回でも誰かと一緒に数字を見る時間を持つと、驚くほど続きます。

士業のサイトでよく見かける失敗が、事務所の建物の外観写真をトップに大きく置いてしまうことです。建物は、依頼するかどうかの判断材料になりません。同じ面積を使うなら、先生の顔と「何を相談できるか」の一覧に充てたほうが働きます。

もうひとつ、複数の資格をお持ちの先生ほど、業務を並べすぎる傾向があります。全部書いてあると、何が専門なのかが伝わりません。福井県内で相談の多い分野から2つに絞り、それを前面に出すほうが、問い合わせは増えます。

よくある質問を10問つくる

書くことが思いつかないという先生には、まず「よくある質問」を10問つくることをおすすめしています。事務所で実際に聞かれることを、そのまま質問文にするだけです。

  • 相談だけでも料金はかかりますか
  • 他の事務所から変更することはできますか
  • 土日や夜間に相談できますか
  • 会社の資料は何を持っていけばいいですか
  • 福井市外でも対応してもらえますか

この10問は、対応範囲を示す役割も果たします。書いておけば、合わない相談が減り、面談の時間が本題から始められます。

問い合わせの入り口を増やす

電話とフォームだけでは、若い経営者は動きません。メール、LINE、オンライン面談の予約。窓口を1つ増やすだけで、拾える相談が変わります。

フォームの項目も見直してください。住所や会社名を必須にしていると、そこで手が止まります。名前と連絡先と用件、この3つで足ります

まとめ

料金の目安、悩みの言葉で分けた業務ページ、先生の顔と書いたもの、入りやすい窓口。福井のように紹介が強く働く地域でも、Webからの相談は確実に増えています。紹介以外の入り口をひとつ持っておくと、事務所の安定感が変わります。

判断に迷ったら、遠慮なく聞いてください。

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株式会社KOiKi 代表取締役 中谷 蓉織

代表取締役 中谷 蓉織

福井市を拠点に、Web・広告・グラフィック・パッケージなど幅広いデザイン分野で
16年以上のキャリアを持つクリエイティブディレクター。 企業や店舗のブランディング、Webサイト制作、SNS運用、広告設計など、トータルな集客支援を行う