MEDIA

ホームページ作成ツール メリット・デメリット

2024.01.09

ホームページ作成ツールメリット・デメリット

集客のため、知名度アップのため、商品宣伝のため、はたまた顧客への名刺代わり。
営業用ツールとしてだけでなく、ホームページがステータスともなる時代です。

しかし、だったらホームページを作ろうじゃないか!となったとして、行き着く疑問は恐らくここです。

どうやって?

その「どうやって?」を解決できるホームページ制作ツールの中で、私が知る世間的に知られているいくつかを、無料のものに限定して完全に個人目線で列挙してみました。
またしても思い出語りが混ざった、完全な主観のみで形成された内容ですので、ご了承ください。

WordPress

最早説明の必要すらない(かもしれない)、世界的に超有名なツールです。
確か最初はこれ、ブログ作成ツールだったような・・・。
自分でドメイン&サーバーを決定する必要がありますが、これをメリットと受け取るのかデメリットと受け取るのかは、個人の状況によって異なるかと思います。
私個人としては、昔はデメリットに思えましたが、今やWordpressに対応していないサーバーは恐らくないので、選択の幅が広がるのはありがたいかもしれません。

おすすめしたい人● 動きのあるホームページを作りたい
● HTMLの範囲に収まらない多機能ホームページを作りたい
● 小難しそうな部分は業者に依頼して、文言修正や画像入れ替えのみを行いたい
メリット● サーバー費用を除けば使用料は0円
● 豊富なプラグインでカスタマイズ自由
● 困った時もググれば情報はほぼ確実に出てくる
デメリット● デザイン性を求める場合、初心者にはハードルが高め
● サポートがないので何があっても自己責任
● 定期的にサーバー内のPHPバージョンアップが必要

Jimdo

ドイツ製のホームページ作成ツールですが、サポートは結構親切です。
何より実際の画面でリアルタイムに編集できるので、管理画面で迷子になる私にとってはラクです。
ただ、解約時には本当に注意が必要で、たった一つの操作を忘れていたがために、1万超の使用料を1年余分に支払わされた事案が何件かありました。
申請=完了、ではないのでご注意ください。

おすすめしたい人● 急ぎでホームページを作りたい
● お手軽にオンラインショップを試してみたい
● 複雑すぎる管理画面は苦手
メリット● 実際の画面にドラッグ&ドロップで編集
● 質問に答えていくだけで半自動的にホームページが作れる
● 商品数5点以内なら無料プランでオンラインショップが試せる
デメリット● メールサーバーとしてはセキュリティ基準が厳しすぎて使えない
● ページ作成数に制限がある(200ページ)
● バックアップができない

Wix

無料ツールの中でデザインが一番オシャレだと思いますが、私が使っていた当時は重くて重くてドロップアウト。
今は改善されているようでうれしいです。
問題への対処がスピーディーなのは、さすが2億人のユーザーを抱える人気ツールといったところでしょうか。
何より、サポートはないものと思えといったあのWixに!日本法人ができて!電話サポートが!・・・感慨深いです。

おすすめしたい人 ● 知識がなくても簡単に作れるホームページが欲しい
● クオリティの高いホームページを自力で作りたい
● いろいろな機能を試したい
メリット ● デザインテンプレートが豊富
● オンライン予約やチャットなど機能を拡張できるアプリが1000種類以上
● 電話サポートがある
デメリット ● バックアップ形式がWix外では使えないので、移行時は最初から作り直し
● 管理画面やレイアウト工程が少々複雑
● デザインテンプレートを途中で変更できない

Ameba Ownd

このオプションは本当に無料なの?と疑いたくなる太っ腹な印象です。(ページ数以外)
試しにちょっとだけ使ってみた程度なので、説明が不十分かもしれません。
ただ、手軽さは本物で、手軽すぎてこのツールを悪用したなりすましサイトを実際に見かけたこともあります。
それだけハードルが低いことの証左にはなりますが、ホームページを使った犯罪はもう少し真剣に取り締まってくれてもいいのにな、と思わされました。

おすすめしたい人 ● ブログやポートフォリオなどプライベートな用途
● BASEと連携したホームページが欲しい
● アメブロ管理人
メリット ● アメブロやBASEなど豊富でおいしい連携機能
● 無料プランで独自ドメイン使用可能
● スマホでのホームページ更新が比較的簡単
デメリット ● 管理画面間の移動がめんどくさい
● カスタマイズ性が低い
● 無料プランで公開できるのは10ページのみ

Google Sites

こんなの出てきたらもう敵わん、と我々を震撼させた、Google発ホームページ作成サービスです。
Googleであることを、これでもか!というくらい活用なさっておられるので、利便性がものすごく高いです。
・・・すみません、やきもちです。
だってこれまでのサイトでGoogleの各ツールと連携させてあんなこといいな♪できたらいいな♪って思い描いていた機能がほぼ叶ってるんですもん。

おすすめしたい人 ● IT知識が少なめの初心者
● 必要最低限の情報のみを掲載してストレスフリーなサイト運営がしたい
● 普段からGoogleマイビジネスを活用している
メリット ● Googleアカウントがあれば誰でも作成可能
● Googleドライブに編集履歴が保存され、バックアップも安心
● 共同編集が可能
デメリット ● デザインテンプレートが少ない
● Edgeでホームページ作成/編集作業ができない
● 自由度が低い

ペライチ

その名の通り、ランディングページ向けのツールです。
構造がシンプルなので、未経験者でもすぐに操作に慣れます。
まったくの業界未経験者に「とりあえずペライチで作ってみて」とだけ伝えて放置していたところ、なんと質問ゼロで素晴らしいランディングページが出来上がり、私の椅子が脅かされたことがあったとかなかったとか・・・。

おすすめしたい人 ● 広告経由のランディングページが欲しい
● オンラインショップ機能のあるランディングページが欲しい
● 制作に時間をかけたくない
メリット ● 簡単な操作でホームページ制作が可能
● シンプルな構造なのでweb方面に苦手意識がある人も拒絶反応が出にくい
● プランの他に従量課金もあり、欲しい機能のみを追加できる
デメリット ● 標準仕様にフォームがないのでお問い合わせ表記に困る
● タグを埋め込んだり自由度を求めた場合の料金が高め
● 従量課金の選択肢が少ない

結局のところ

どのツールを使用するかは、その人によります。
ですが、1週間後にホームページが欲しいからWordpressで作ろうとしたり、20ページにもあるしっかりした企業ホームページをペライチで作ろうとしたりなど、明らかにオススメできない事案に対する指標にはなるかな、と思います。
何事にも一長一短はあるものです。

なので、ものすごく雑に分ければ

ガッツリしっかり作りたい人=Wix
ガッツリしっかり作りたいけど難しい部分はプロにお願いしたい人=Wordpress
急いで作りたい人=Jimdo
名刺代わりor信用度のためのホームページが欲しい人=Ameba Ownd
ホームページは欲しいけど基本情報の掲載のみでいい人=Google Sites
広告経由の商品紹介ランディングページが欲しい人=ペライチ

弊社としては、ぜひともハイクオリティなWordpressで!とおすすめしたいところです。
更新作業やサポート、バックアップはもちろんのこと、地域にもよりますが直接お伺いしてのレクチャーもできますから。
しかし、他ツールでもご相談いただければ、設定代行やデザイン・構築は可能です。
お客様のケースに合わせたご提案もいたしますので、ご検討ください。

article author

TOMOMI

HTMLコーディングとSEO対策がちょっとだけ分かる人です。横文字弱くてケチなおばちゃん視点で、Web上でお勉強したことを備忘録を兼ねて発信していきます。ツッコミ随時受付中。